[ニュースリリース]常温での自己修復機能を搭載 「QUATECT」を発売
ニュースリリース R-1009
QUATECT NANOが
常温での自己修復機能を搭載
新たに「QUATECT®」に名称変更して
発売開始
外的要因による経年劣化対策の
トータルソリューションをご提案
エフイートレード株式会社は、UNIGLOBEより展開中のプロテクションフィルムQUATECT NANOに常温での自己修復機能を搭載し、新たな製品名「QUATECT®」として提供を開始します。本製品は、新開発の「常温自己修復+防汚性」を両立した特殊トップコート層により、ボディ面はもちろん、透明性の持続が重要となるヘッドライトやトリムモールなどのパーツ類にもその効果を発揮します。UNIGLOBEは今後もプロテクションビジネスの発展に向けトータルソリューションを提供してまいります。
■ 上市の背景
プロテクションフィルムは、車両の保護による美観を維持する上で重要な役割を担うアイテムとして定着しております。QUATECT NANOは防汚性や撥水性をはじめとした機能面の進化を繰り返し、UNIGLOBEプロダクトの高いクオリティを備えた製品として提供してまいりましたが、走行中および空気中の様々な浮遊物からの軽微なキズの蓄積による経年劣化も否めませんでした。現在のマーケットにはキズ防止の自己修復機能を付加した製品が多く流通していますが、その全てが素材の特性である熱可塑性を利用したものです。エフイートレードはユーザビリティの観点から、温度環境に影響されることのない「自己修復+防汚性」を両立した特殊トップコート層の開発を行いました。新開発の常温自己修復機能をQUATECT NANOに搭載し、瞬時に見える効果と、他社製品との差別化でエンドユーザーのニーズに寄り添った「QUATECT®」の発売に至りました。
■ 製品の特徴
- ・特殊トップコート層による常温自己修復機能
- ・粘着層表面の特殊加工によるスムーズな水抜け性
- ・糊ズレを起こしにくい施工性
- ・フッ素樹脂による圧倒的な防汚性
- ・紫外線カット率 93.6%
- ※JIS S3107(自動車窓用フィルム)の試験方法による実測値
- ・優れた色調再現効果
- ・圧倒的な撥水性が持続
- ・ヘイズのない優れた透明性
- ・他社製品にない高い柔軟性
◎ 物理データ(自己修復性評価)
(1) 耐久試験結果条件 | 他社自己修復品 | QUATECT® | |
---|---|---|---|
CTRL | 室温 | 修復せず (1時間以上) |
20~25秒 |
貼付促進 | 60℃ 95% 400h後 | 修復せず (1時間以上) |
20~25秒 |
80℃ Dry 400h 後 | ↑ | ↑ | |
耐候性促進 | 1000h 後 | ↑ | ↑ |
2000h 後 | ↑ | ↑ |
※室温にて真鍮ブラシを用い10回擦過、完全に修復するまでの時間を計測
- ・熱、湿熱環境での貼付促進後も自己修復性を維持
- ・耐候試験後も自己修復性を維持
- →継続評価中
条件 | 他社自己修復品 | QUATECT® (3.5μm) |
|
---|---|---|---|
CTRL | 室温 | 修復せず (1時間以上) |
20~25秒 |
40℃環境 | 20~25秒 | 1秒以内 | |
0℃環境 | 修復せず | 修復せず | |
延伸貼付 | 110%延伸 | 修復せず | 1分48秒 |
120%延伸 | 修復せず | 3分3秒 |
※2020年2月当社試験結果 傷修復性:真鍮ブラシを用い5回擦過 延伸性:延伸機にて測定
- ・温度依存性がある:暑いと瞬時に消え、寒いと時間を要する。
(寒冷地であっても車体が暖まると傷修復性が発現する。) - ・フィルムの伸縮率によって傷修復性に差異がある。
■ 担当部署より
すでに世界中で一般的なプロテクションフィルムにおいて、どのような付加価値、差別化が求められるかという観点で開発しました。本製品は、フィルム表面の防汚層に常温自己修復機能を取り込むことで、商品価値をワンランク上のステージに導くことができたと確信しております。また、目で見てすぐに実感できるこの機能は、エンドユーザーへのアピールポイントとしてもご活用いただけます。
■ 商品概要
商品名 : UNIGLOBE PPF QUATECT®
サイズ : 6inch(155mm)×15m / 12inch(305mm)×15m / 24inch(610mm)×15m / 36inch(915mm)×15m / 48inch(1220mm)×15m / 60inch(1525mm)×15m